新たな再出発

心と身体
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あいたん
あいたん

こんにちは!あいたんです!

ずいぶんブログ忘れてて更新してなかったのですが、最近いろいろありましてかなり変化の多い状態でした。

今後は日記感覚で少しずつでも更新していきたいと思います!

大きな変化がいろいろありましたので、そちらについてお話しようかなと思います。

最近、恋人と復縁したり、仕事が変化したりと慌ただしく過ごしています。

今回は、その中でも大きな出来事から話していこうかと思いました。

 

昨年の年末、母が天国に旅立ちました

直近では一番大きな出来事でした。

母は、ずいぶん前から癌を患っていて、抗がん剤治療などもやっていました。

もう10年前になるかと思いますが、その時は髪の毛抜けてましたけど元気な姿でした。

そして、ここ数年でどんどん悪化してしまい2年前から危なくなってきました。

一緒に住んでおらず、なかなか会えなかったのですがコロナが出始めてしまって病院にも行けない状況が続いていました。

そして、11月ごろに姉から「もうそろそろ覚悟しといてね」と言われ

「あぁ、最期に会いに行ってあげたいな」

そう思っていました。

せめて生きているうちに顔を見せにいかないとと思っていました。

 

姉から「もう数日持たないと思う。お母さんの希望で母の家に帰ることになった」と入院していた母が帰ることになりました。

母を看取るために、おばあちゃんと母の妹が福島からこちらに来ていました。

ここが最後のチャンスかもしれないと思い、その日に自分も少し遠い母の家に向かいました。

 

到着すると、母は疲れていたせいか眠っていましたので姉2人と久しぶりに会ったおばあちゃん、叔母さんと話していました。

おばあちゃんは元気すぎてびっくりしましたw

あい「おばあちゃん、すごく元気だね!いくつになったの?」

十数年ぶりに会うおばあちゃんに問いかけました。

おばあちゃん「もう93(歳)だべな。いつ逝ってもおかしくねえべさ」

笑いながら答えるおばあちゃんの顔はとても艶やかで元気そのものでした。

安心しながら十数年ぶりにたくさん会話しました。

父と母は離婚していましたが、父は車で送ってくれて母には会いませんでした。

父「俺は会わないほうがいいだろうな」

普段から優しい父は、その言葉がすごく温かく聞こえました。

恐らく、病気で様変わりしている姿を見られたくないと思ったのでしょう。

母はとてもプライドが高い人だったので、それを理解したうえでの言葉なんだなと思いました。

 

おばあちゃんが、父と会いたいとのことで姉2人が父のところに案内しに外に行きました。

叔母が、お母さん起こすから顔見せてやりなと無理やり母を起こしてましたw

 

やせ細って、口に呼吸器をつけた母

昔は太っていてとても大きく見えた母はやせ細ってガリガリになっていました。

こんなにも母は小さかったのかと思いました。

起きた母に声をかけました。

 

あい「お母さん、久しぶり。来たよ」

母は喉にガンが転移していてほとんどしゃべれません。

ただ、私をじっと見つめていました。

あい「帰ってこれてよかったね。おかげで来れたよ」

人生で初めて、母の頭を撫でた瞬間でした。

母は目に涙を浮かべて、そのままじっと私を見つめていました。

疲れているせいか、体は動かないみたいでしたが目で会話できたような気がします。

10分ほど話かけ、安心できたかのように母はまた眠りに入りました。

それを見届けて自分はそのまま帰宅しました。

 

数時間後

 

姉から連絡が入り

姉「お母さん、旅だったよ」

そう報告が来ました。

それを聞いて私は、生きているうちに最期に会えてよかったと心底思いました。

 

コロナでお見舞いもNGだったので、どこかで会えるチャンスがないかと思っていましたが、直感でここを逃したら会えないかもしれないと思い会いにいって正解でした。

 

 

葬儀も終わり、落ち着いた後に母からの手紙があったことを姉から聞き、渡されました。

私に対して、謝っていた内容でした。

確かに母はお世辞にもいい母親とは言えなかったです。

様々な問題を起こしてしまった人でした。

でも、私にとっては世界にたった一人しかいない母親です。

もう、すでに過去のことは許せてます。

母の手紙を読んで、最期に私には会いたかったんだろうなと手紙を読んで感じました。

もう会えないと思っての内容のように感じたので、最後に会ったときに見せた涙は、やはり感じたままのことだったんだと思いました。

 

お母さん、最期に会えてよかった。お疲れ様。

 

私は心の中でつぶやきました。

 

 

 

最後に

少し暗い話になってしまいました。

自分は、今はいろいろ変化が大きくなりなかなか自分の心の内を話せたりできなかった部分もありましたが、今後はブログを通してアウトプットしていくことをしようかなと思っています。

親の最期はどのような形になったとしても、最期に会うことはとても大事だと痛感しました。

父もそこそこいい歳なので、今後もしっかりと親孝行を意識して過ごしていけたらと思いました。

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